佐々木敦×東浩紀トークセッション




東浩紀さんの『クォンタム・ファミリーズ』が三島由紀夫賞を受賞しました。おめでとうざいます!!!


 『クォンタム・ファミリーズ』刊行記念トーク


    佐々木敦 × 東浩紀


■ 日時:2010年1月20日(水)18:30〜21:00



■ 会場:ジュンク堂書店新宿店(8F喫茶コーナー)


 
  《会場のようす》



小説家東浩紀を根掘り葉掘り。



東さんデカ!



いや、あれはサワロだよ。



前説の予言通り、朝まで続いたであろうトークを2時間で強引に打ちきってもらった。やはりあれだけ書くには相当な蓄積と考えがなければできないよなって納得。



今日の話で一番好きだったのは、東さんが小学生のとき自分で本を買えないから父親の持っていた本を片っ端から、というか端から端まで計画的にきれいに読み潰していったという話。西村京太郎を相当読み込んでいる小学3年生って、その存在自体がすでにSF。



クォンタム・ファミリーズ』を読んでいて一番うれしいのは、小説家東浩紀が誕生したということよりも、僕が東さんの著作で一番好きな『存在論的、郵便的』を読んでいたときの感触が甦ってきたということだ。今日のトークを聞いてそれがさらに加速してきた。まだ途中なので、明日からは『クォンタム・ファミリーズ』と『存在論的、郵便的』とを並行して読み進めてみよう。



ひとまず並行宇宙論おさらいしておきますか。








クォンタム・ファミリーズ

クォンタム・ファミリーズ


存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて

存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて