『即興小説バトル』vol.1



   即興小説バトル




対戦者:

   藤谷治 vs. 東直子



解説:市川真人×辛酸なめ子



司会:木村綾子(B&B)




   日時・会場




日時:2013年6月1日(土) 20:00〜22:00



会場:本屋B&B






   感 想



  《内沼晋太郎さんの実況ツイート》

会場のリクエストでただいま決まったテーマは「鼻水」と「まんじゅう」!Googleドライブに直接書くところを会場が眺めます。



   
   撮影:内沼晋太郎




【即興小説バトル】(1)


いや、だから、小説家ってどうやって小説書いてるんだろう?って、素朴な疑問っていうか、興味ってあるじゃないですか。それをリアルタイムで観れたから、やっぱ面白かったですよ☆



【即興小説バトル】(2)


きょう対戦したのは


藤谷治さんvs東直子さん



藤谷さんはよく知らなかったのだけど、マツコDXが小説家になったような面白い人だった(笑)。



東さんは毎朝ツイッターで、空を眺めながら短歌を一首歌ってるのがいいなーって。




【即興小説バトル】(3)

小説を書くうえで、勝ち負けとか、お題は本来どうでもいいけど、緊張感がないとダメだし、仕込んできちゃうとやっぱり面白くない。きょうの即興バトルのルールはドキドキ感をうまく演出していて、ホント面白かった☆(挑戦者に読まれないように次回はお題をもっと練らねば!)




【即興小説バトル】(4)

何が面白いって、45分で書ける枚数はたかが知れてるし、今日の作品がおふたりの最高傑作ではないでしょう。でもね、たった45分、たった4枚ほどだからこそ、おふたりの作家としてのカラーがぎゅぎゅぎゅっとつまって濃厚に出てた☆




【即興小説バトル】(5)

藤谷治さんは最後の1行が本当によかった☆ 子どもと大人の対比を描いていたのだけど、ずっと子どものキャラを引き立てるために使っていた「鼻水」って言葉を最後の1行で大人につかった。当然、大人の鼻水は子どもの鼻水とは違う。じわぁああああっと泣ける★




【即興小説バトル】(6)

東直子さんは


「鼻(水)→下北(沢)→イケ(池)」といった質感


「モモイロ、光/黒」といった色感


「鼻水、指、あんこ(まんじゅう)」という触感


などがごくごく自然に描かれていって、読者のイメージ・感覚を喚起させる☆




【即興小説バトル】(7)

藤谷治さん、東直子さんお疲れさまでした。市川真人さん&辛酸なめ子さんの解説もホット&クールでよかったですよ。




【即興小説バトル】(8)

木村綾子さんをはじめ、B&Bのスタッフの皆さんもお疲れさまでした。




【即興小説バトル】(9)

木村さんは、千野帽子さんたちの句会イベント《東京マッハ》を体験して、その面白さを熟知していたからこそ、《即興小説バトル》を企画できたんじゃないかなー。木村綾子さんもいつかは挑戦者になってくださいね。楽しみにしています☆




【即興小説バトル】(10・終)

いい休日を過ごせました。みなさま、ありがとうございました。次回も楽しみにしています☆☆☆







  関連情報





   《感想》

東直子『薬屋のタバサ』




  《書店》

書店巡り・下北沢篇













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