《柴崎友香フェア》ドリーマーズの風景






柴崎友香さんからのコメント》(選書リストより)

山方さんは、偶然わたしの高校の同級生と知人ということもあり、大阪のわたしの小説に出てくる場所の周辺を写真に撮っていただきました。(展示は9月中旬〜)








 《写真家》山方伸




ドリーマーズの風景


















※ すみません。フェアの開催から3年も経ったので(2012年11月24日現在)記憶が曖昧です。写真のタイトルを「ドリーマーズの風景」と命名しましたが、「ドリーマーズの風景」に限定していなかったかもしれません。正しくは「柴崎友香さんの小説に出てくる大阪周辺の風景」のようです。記録が残っているので再録しておきますね。





   柴崎友香フェア》開催に至るまで


以前から柴崎さんが写真好きだということは知っていたので写真を展示したいと考えました。柴崎さんの撮った写真でもいいし、誰か他の人が撮った写真でもいい。そこで写真家の山方伸さんに連絡したらOKしてくれたのでお願いしました。これは偶然なのですが、山方さんと柴崎さんには共通の知人がいることも発覚しました。それで山方さんの写真を展示することになったのですが、ただ写真を展示するだけでは面白くないからと山方さんから提案がありました。



柴崎さんの小説に出てくる舞台のモデルになっているような場所(大阪のどこか)、もしくは柴崎さんの慣れ親しんだ場所(大阪の弁天町あたり?)を僕が撮り下ろすってのはどうですか?

それに対して柴崎さんからもメールが届きました。



山方さんのご提案、とてもうれしいです。大阪で、小説に出てくる場所だといいですよね。心斎橋(南堀江〜東心斎橋まで含めて)がいちばん登場するのでそのあたりでもいいですし、でも最近ごちゃごちゃしてるしメジャーどころなので、文中に地名は書いてないけど地味に登場する場所でもいいかもしれません。


(※ ここで具体的な場所と解説がいくつか書かれていました。)


このあたりで、山方さんが興味あるところを撮っていただくというのではどうでしょうか? 8月の大阪は暑くてたいへんだと思いますが・・・

こんな感じで撮影の候補地を柴崎さんにあげてもらい、そして山方さんに撮ってもらいました。ほんとうはもっとたくさん写真があったのですが、数をしぼって15点を展示しました。



拙著「現代小説解読講義:柴崎友香『その街の今は』」『アラザルvol.3』所収より引用








柴崎友香フェア・連動企画 写真展



 《写真家》坂本政十賜




   青森の家






   柴崎友香フェア関連サイト





ドリーマーズ (講談社文庫)

ドリーマーズ (講談社文庫)


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柴崎友香フェア


柴崎友香フェア担当者日記(その1)


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