《柴崎友香フェア担当者日記》その1
(9月15日)
■ お待たせしました。《柴崎友香フェア》の棚で、写真を展示してくださっている山方伸さんの作品解説のページをアップしました。かなり見応えある内容になりました。どうぞご覧下さい!!!
《写真展》LAND SITE MOMENT ELEMENT・山方伸(解説編)
(9月14日)立大が慶大から勝ち点1!!!
1.
2.
アゴラ劇場の野村政之さんとエクスポの藤原ちからさんと《演劇フェア》の打合わせ。秋は注目の公演が目白押し! フェアもそれに合わせて10月からスタートします。ちょこちょこ手を加えながら2010年1月末まで4ヶ月間続くロングランフェア。そりゃ公演を生で観てもらうのが一番だけど、本屋でも面白いことができると思う。「演劇界を盛り上げる」と言ったらなんだかお節介な感じだけど、「演劇のすばらしさを一人でも多くの人に伝える」棚を展開したいと思います。乞うご期待!!!
3.
おおっ! ついに《柴崎友香フェア》の棚で、山方伸さんの写真の展示がはじまったようだぞ!!!
(9月13日)
(その1)
川上未映子さんの文体もさることながら、聞き手である栗原裕一郎氏の顔の変化が気になる今日この頃。イメチェンか!
- 作者: 川上未映子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/02
- メディア: 単行本
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(その2)
イソケンさんご来店。満面の笑みを浮かべて《選書リスト》を手に取り、そして去って行った。
- 作者: 磯崎憲一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/07/24
- メディア: 単行本
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(その3)
柴崎さんの小説に出てくる場所を撮ってくださった写真家の山方伸さんのギャラリーをつくりました。これは5月に開催された写真展の作品です。《解説編》もすぐアップしますが、まずは《作品編》をゆっくりご鑑賞ください。こちら。
※ 今回の作品は、14日夜に設営を完了し、15日から一般公開できそうです。お楽しみに!!!!!
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/21
- メディア: 単行本
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《写真展》LAND SITE MOMENT ELEMENT・山方伸(作品編)
(9月12日)サッカー中止!?
どんどんいきまっせ。《柴崎友香ワールド》の魅力(その3)《マンガ&TV》。これは柴崎さんの小説から感じるというよりも、柴崎さんが小説を書くようになった元体験という意味で。
まずマンガについては保坂和志さんも福永信さんも選書していたので、「柴崎さんは」というより「柴崎さんも」という方が正しいかもしれない。やっぱり柴崎さんもマンガめっちゃ読んでます。フェア棚にもマンガがいっぱい!
それから柴崎さんこんなこと言うてはります。「本ももちろん好きなんですけど、なにしろ超テレビっ子で」「車でもテレビでも勝手に動いているものが好きで。テレビは基本的にずっとついているんですよ」(間接照明みたいなものですよね)「何かしら動いているものがないとダメなんですよ。それで、毎日テレビ見てて、こういうの作るほうの人になりたいなって。割と単純なので、自分が面白いと思ったことをすぐにやるんです。マンガ読んで面白いなと思ったらまねして書いたりとか。その中で言葉が一番好きで。私、三日坊主以下の一回やって終わりとかも多いですけど、言葉を書くってことだけが、ずっと興味を持ってやり続けられたんです」。(※1)
マンガやテレビからネタをパクるというんじゃなくて、ほとんど環境みたいなもんちゃうかな。アメリカ行ったらちっちゃい子どもが、オレがしゃべれない英語をペラペラ話してるやん。あれは毎日英語を聞いてるからやろ。柴崎さんにとっての「マンガ読む&TV見る」と「小説書く」の関係ってほとんどこんな感じなんとちゃうやろか。
で、柴崎さんがマンガ(家)にどのようなシンパシーを感じているか? この本読んだら分かります。柴崎友香 漫画家対談・エッセイ集『ワンダーワード』(小池書院)。ほな、一節引いときましょか。柴崎さん、浅野いにおについてこんなこと言うてはります。
以前、浅野いにおのインタビューを読んだとき、普通の人だなあ、と思った。現実の世界で、毎日普通に生活している人。そこに漫画を描くということがある人。そんな感じがした。それでわたしは、この人の描く漫画を読んでみたいと思って買いに行った。
その中には、子どもからおじいちゃんまでいろんな人が出てきた。いいこともすれば悪いこともするし、くだらないことを考えたり迷うし間違うし、無力で切実な感じがして、つまり生きているって思えた。
彼らはちゃんと街に住んでいて、生活をしている。彼らの住む街もまた、どこかにあってたぶんわたしの今いるところから電車に乗って行ける。頭の中で考えられた約束事だけで収まってしまう、こことは別の世界にいるのではなくて。
この人はこの先どんな漫画を描いていくんだろうと、とても楽しみに思う。そういう作家に出会えることはそんなにしょっちゅうあることではなくて、だけど確実に出会うことをわたしは知っている。
(※1) この部分のコメントは『文藝2008年冬号 特集:柴崎友香』(河出書房新社)に収録されている「いしわたり淳治と柴崎友香の対談」より引用。「 」内は柴崎さんのコメントで( )内はいしわたりさんのコメントです。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 小池書院
- 発売日: 2008/03/19
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世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/10/01
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- 作者: テレビ欄研究会
- 出版社/メーカー: ティー・オーエンタテインメント
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- 作者: テレビ欄研究会
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(9月11日)引込線
■ 昨日、柴崎さんがポップを届けてくれた。一緒に《STUDIOVOICE》の前の編集長、品川亮さんもご来店。棚を見てくださる。編集者だから当然かも知れないけど、本に対する感度が異常にいい人だった。「ぼく、品川さんのこと知ってますよ」と言ったらびっくりしていた。《エクス・ポナイト》で見たのであった。
《スペシャル座談会「雑誌のサヴァイヴァル」》
矢野優(「新潮」編集長)
品川亮(「スタジオボイス」編集長)
山本充(「ユリイカ」編集長)
太田克史(「ファウスト」編集長)
佐々木敦(「エクス・ポ」編集長)
そりゃ、このメンバーは絶対忘れないよ。それにつけても、あの時はまさか《STUDIOVOICE》が休刊するとは思わなかったな。残念だ。 いまは品川さんは単行本の編集をなさっていて、面白い本をバンバン創ってます。これとかこれとか(アツイゼ!)。今後の活躍に乞うご期待!!!
■ きょうは福永信さんと所沢ビエンナーレ《引込線》を観に行ってきた。美術作品を観るときは感度の良いときとそうでないときがあって今日はそうでない日だった。ぼくも好きな利部志穂さんも出展していて福永さんはよかったと言っていたけど、僕はあまり感じなかった。やっぱりダメな日だ。でも、それはそれでよくて、今日はほとんど散歩しているだけだったけど、ロケーション(電車の車庫)も手伝って気持ちよい時間を過ごせた。かなり大掛かりな力の入った作品も沢山あったのだけど、そんな作品のちからをあしらうかのようにロケーション(電車の車庫)自体がスケールアウトしていて、作品がすごくいい意味でしょぼく見えた。「作品です!!!!!」という感じがしないし、「お祭りです!!!!!」という感じもしなくて、美術作品をみるには最高なんじゃないかな。《福永信フェア》で展示をしてくださった冨井大裕さんも出展してます。みなさまもぜひ!
■ 青木陵子さんの個展にも行きたかったけれど、ここのところずっと作業がたまった状態が続いているので所沢駅で福永さんとお別れして直帰。その後雑務と読書。
■ 《柴崎友香ワールド》の魅力(その1)《 ことば(大阪弁)》についてすでに紹介しましたが、(その2)《場所》について。柴崎さんの選書のなかに地理学者の本が数点ならんでます。オギュスタン・ベルク、イーフートゥアン、etc.そのなかから一番読みやすそうな本を一冊買って読む。オギュスタン・ベルク『日本の風景・西欧の景観』(講談社現代新書)。ぼくは「風景」については建築と美術(風景画)の二方面から攻めたことがあるので、ベルクの議論はだいたい了解済み。ただストレートに「風景」を問うたことはなかったので問題が明瞭に整理できたのは収穫だった。
重要になるのは、環境と風景を混同しないことである。至る所で農民は自分のいる環境について親密な知識をもっている。けれどもそれを風景としてみるには、特別な知覚の図式を獲得していなければならない。そしてこの図式は都市の文化から出てきたものなのである。南フランスで話されるオック語はフランス語より語彙の豊富な言語だが、しかしpaysage(風景)にあたる単語をもっていない。ガスコーニュ地方の農民にとって、lo Païs〔フランス語のpaysにあたる語、国・場所・地方・地域の意〕は存在するが、風景(paysage)は存在しないのである。よく引かれるセザンヌの言葉であるが、彼はエクス地方の農民が本当にサント=ヴィクトワール山を見たことがあるかどうか疑わしいと言っている。彼らはたしかにその山を見てはいたのだが、それは画家の視線でも、観光客の視線でもなかった。風景を作るのはそのような視線である。彼らは元風景の次元の視線で山を見ていたのであり、風景の次元にはいなかったのだ。(pp.112-113.)
日本の風景・西欧の景観 そして造景の時代 (講談社現代新書)
- 作者: オギュスタン・ベルク,篠田勝英
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1990/06/12
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(9月10日)
■プロテニスプレイヤーの 杉山愛ちゃんが引退する。75年生の同い年だけど、彼女を孤軍奮闘という状態にさせてしまったようで頭が上がらない。猛省。
999 キターーー!!!
■ 大正駅でピンときた人も多いと思うねんけど、写真家の山方さんに柴崎さんの小説に出てくる場所を撮ってもらったんです。それで、その写真を《柴崎友香フェア》の棚に展示しようって考えたわけなんですわ。そんで、7日は柴崎さんにも山方さんが撮ってきた写真を観てもらって「どれを展示しようか」って話し合ったんですわ。どうです? すごい企画でっしゃろ。乞う!ご期待!
■ それで7日の続きやねんけど、《柴崎友香ワールド》の大阪弁について。これ山方さんも「柴崎はええこと言ってる」って感心してたんやけど、『文藝2008年冬号 特集:柴崎友香』で柴崎さんが大阪弁についてええこと言ってます。
大阪の町が自分を育んだと感じるのはどんな所でしょうか。例えば、柴崎さんの世界を面白がる姿勢や、笑いに対するナチュラルな感性には、西の香りを感じるのですが。
柴崎 それはありますね。例えば失恋しても、友達にしゃべるネタができたからいいかという考え方は大きいです。笑えたら元取った、というのは一つの生きる術ですよね。あと、大阪弁ってしゃべるために言葉があるんですよ。内容の正確さよりも、キャッチボールし続けることが目的だったりする。買い物しててもバスを待ってても知らないおばちゃんが話しかけてきて、普通にしゃべったり。
どうです? すっごい興味深いでっしゃろ。だからワシ、さっそく取寄せましてん。柴崎さんが選書してる尾上圭介著『大阪ことば学』(創元社)。これ残念ながら品切れ本でフェア棚にはありませんねん。古本屋だったらまだ手に入るので皆様もぜひ!
ぶっ ぶっ ねん やん ちゃうちゃう
《文藝 2008年冬号 特集:柴崎友香》
※ 品切れ本ですが、今回は特別に入荷しました。
- 作者: 尾上圭介
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/03/01
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(9月8日)
原田郁子が出る舞台を観てきた。演劇でもミュージカルでもない《音楽劇》!?
感想はこちら。
(9月7日)
きょうは写真家の山方伸さんに写真をたくさん見せてもらった。「山方さんは、柴崎さんの『次の町まで〜』に出てくる小林望みたいですね」と言ったら、「ちゃうわ。あんなサバサバしてへんわ」と即答された。その言いっぷりがいかにも小林望だった。
さて。山方さんに見せてもらったのは、大阪環状線の大正駅付近を撮った写真で、正直あまり馴染みのない風景だった。「大阪ドームがあるんや」、「あぁ、これ天保山か」と反応してみたけれど、大阪ドームも天保山も行ったことない。一応僕も関西出身やねんけど。しかし何というか、柴崎さんの小説に描かれている風景は確かに僕の原風景とは違うのだけど、「柴崎ワールドの空気」というのは僕にもぐっと伝わってくる。この「空気」が伝わってくるというのは一体何なんだろう?
例えば、村上春樹の初期の作品で描かれていた神戸というのは、僕が高校までずっと過ごしていた場所で、特に芦屋川なんていうのは中高時代毎日通っていた身近な場所で、それこそ僕の原風景と言える。しかし村上作品を読んでも「えっ!これ芦屋川なの?」というのが率直な感想だ。確かにあの街には気取った感じがなかったとは言わない。関学や甲南のやつらには村上春樹ワールドっぽいものを感じなくもなかった。けれども、さすがに村上春樹の母校である神戸高校の連中からは気取った様子をこれっぽっちも感じなかったし、その他からも特に気取った感じは受けなかった。おそらく村上春樹ワールドというのはあくまでも村上春樹ワールドであって、神戸とは別物であろうし、僕の原風景とも違う。「村上春樹ワールドの空気」というのは強烈に伝わってくるけれども、あれは神戸等の「固有の場所の空気」ではないし、また「柴崎友香ワールドの空気」とも違う。
そこで改めて「柴崎友香ワールドの空気」について考えてみる。まず言えるのが、柴崎さんの大阪弁だ。これについてはすでに考えたことがあって簡単な文章にした。タイトルが「保坂和志と夏目漱石」となっているけれども、「柴崎友香と保坂和志と夏目漱石」であってもいい。なかなかいいポイントをついていると思うので、《柴崎友香フェア》攻略の手始めには持ってこいだろう。ぜひ読んでみてください。
《写真家》山方伸
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/03/04
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(9月6日)
■ 早い時間帯にパソコンが空いていたので、看板やポップをサクサク作る。その他、ミニフェアの発注も完了。今日のノルマを予定通りこなす。
■ 明日は「フェアの目玉企画」の打合わせ。ぼくは覗く程度しか参加できないけれど楽しみだ!
■ 作業は順調に進んだけど体は重かった。今日は早めに寝て、明日からに備える。
(9月5日)ちゃんと起きた、らしい。
■ コピーすると何ヶ所か線が死んでいたので描き直し。昼前に完成。いい感じの冊子に仕上がりました。《柴崎友香フェア 選書リスト》店頭で配布しております。ぜひ!
■ これでちょっと落ち着いた。さあ読書! 柴崎さんの作品のなかで最も評価が高いがしかしぼくはまだ読んでいなかった『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』を読み始める。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2006/03/04
- メディア: 文庫
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■ 夜はトークを担当。稲葉振一郎先生の『社会学入門』(NHKブックス)の刊行を記念し、対談相手に北田暁大先生をお迎えした。この本は、まだ1章しか読んでないけれども、社会学というテーマに沿いながら、ある問題に対してどのようなアプローチ(思考)を取り得るか、そしてそのアプローチがどのような難点を抱えているかが丁寧に論じられていて、分かりやすい(学部生には難しいという意見もあるようだが)。そして今日のトークでも両先生は明晰であった。興味深いので、小説と並行して続きを読もう。
社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか (NHKブックス)
- 作者: 稲葉振一郎
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/06/26
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(9月4日)
■ 柴崎友香フェア選書リスト作成中
■ リスト冊子のデザインとレイアウトが固まる。(21:10)
あとはひたすら作業するだけ。間に合うか!?
■ リスト冊子原図仕上がる。(4:30)
あとは寝坊さえしなければ、5日(土)から配布します。お楽しみに!
(9月3日)
■ 今日から《選書リスト》を配布する予定やってんけど、間に合わんかった。明日中になんとか仕上げたい。5日に配布予定?
■ 謎の写真家Y氏ご来店。棚をご覧いただく。ひそひそ話。
■ すごいニュースが飛び込んできました。政権交替なんか比じゃない。
多田淳之介さん(東京デスロック主宰)は、僕がもっとも衝撃を受けた演劇人の一人です。とにかく初めて観た作品で完璧にやられました。さらに東京公演休止宣言に度肝を抜かれました。同世代にこういう人がいて率直にうれしいです。
多田さんはまず第一に演劇界全体のことを考えて行動します。自分どうこうでも自分の劇団どうこうでもなく、演劇界全体をまず第一に考えます。もちろん自分の作品をおろそかにしている訳ではなく、それはそれで核心的な素晴らしい作品です。(私事で恐縮ですが、僕もよのなか全体を第一に考えて行動するというのは多田さんと同じです。ただ僕の場合は、自分の作品がいつまでたっても形にならないという致命的な欠陥を抱えています。なんとかせねば、このポンコツ!)
それで先月、小熊英二『1968(上)』を読んでいて感じました。「全共闘の人たちには多田さんの行動原理を理解できないんじゃないか」って。彼らは根本が間違っている。だからダメです。
多田淳之介さんを見ているとつくづく思います。
「時代が確実に変わりつつある」と。
オレもがんばろー!
《 参 考 資 料 》
拙著:東京デスロック試論
《地獄でLOVE》
- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2009/07/01
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- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2009/07/01
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(9月2日)おっ!また日記書くんか。感心やなー。
なんとか無事に《柴崎友香フェア》をスタートすることができました。
柴崎さんも店に来てくれて、棚を見て喜んでくれました。
よかったー。
書店員冥利に尽きます。
そうそう、サイン本ありますよ。
本棚って作家の個性がものすごくでます。福永信さんの場合は、詩集と絵本が沢山あったのが特長的でした。(福永信フェアの選書リスト近日中にアップします。)それで柴崎友香さんはと言うと、、、。
柴崎さんの新作『ドリーマーズ』は文体というか、描いている世界というか、様相が以前と比べるとだいぶん変わってきています。で、フェア棚みたらガルシア=マルケスがズラリと並んでいる(笑)。あと柴崎さんは大学のとき《地理》を専攻していたとか。だから地図がズラリ(笑)。これシャレじゃなくて、柴崎さんの小説って場所に対する感性が鋭いんです。このあたりもすごく興味深いです。
みなさまもぜひ《柴崎友香フェア》へお越しください!!!
《スーパーマップルフェア!?》はじめました!!!
ハッキリ言ってスゴイです!!!
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/08/21
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百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)
- 作者: ガブリエルガルシア=マルケス,Gabriel Garc´ia M´arquez,鼓直
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/12/01
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