《柴崎友香フェア担当者日記》その2
(9月30日)
■ 秋になりましたので始めさせていただきます。
(9月29日)
■ 帰りの電車に、大きなかばんにヤクルトのメガホンとジュンクの袋を突っ込んでいる男がいた。きのうの敵は今日の友、今日の友はあしたの敵。 むむ、かかってこい! お買い上げありがとうございます!! むむ、かかってこい! お買い上げありがとうございます!! むむ、かかってこい!(つづく)
■ きょうの読書
ポイント:つかみどころのない話につかまれている感じ
世界の終わりと夜明け前 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: 浅野いにお
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- 発売日: 2008/10/01
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■ 秋だ!
(9月28日)
■ ここ2,3日は充実してました。イベントがあって打ち上げでなんか言いたい放題言ってました。たまにはいいでしょう。その反動もあって今日は体が重かった。棚をもう少しいじりたかったけど疲れがきたので残業中止。つつじヶ丘まで爆睡。その後、読書。家で日記(これ)。早めに寝て、明日から出直し。
■ きょうの読書
ポイント:バーバレラ(女子プロレスみたいになるで)
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 講談社
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(9月27日)いざ神宮
■ きょうの読書
ポイント:りえ(おそらくスタンド能力者)
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/04
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■ 夕方から渋谷で『哲学への権利』を観る。哲学者のジャック・デリダが1983年に創設した《国際哲学コレージュ》について、これに関わる(関わった)7名の哲学者へのインタビューを通じて、「哲学とは何か」「大学とは何か」「人文学的活動の場づくり」等の問題をじわじわと炙り出していく。
《国際哲学コレージュ》について知りたい、「大学というテーマ」について関心があるという人は、研究者でもない限りほとんどいないと思う。ただ、この独創的な研究教育機関である《国際哲学コレージュ》について問うことは、ごく限られた人たちだけの問題ではなく、様々な人びとに広く通じる問題を内包していると思われる。
わたしの場合は「書店で人文書を担当している」ので、容易に自らのテーマ(「人文学的活動の場づくり」)として受容することができたし、少々難しいかもしれないけれども、大企業に勤め趣味がゴルフという人であってもそれは可能だと思う。例えば「大学とは何か」という問いを「企業(会社)とは何か」に置き換えて考えてみる。あるいは、「なぜ哲学は必要なのか」という問いから「仕事とはまったく関係のないゴルフをなぜ私はするのか?」について考えてみる。それは何かに役立つ(有用性)、儲かるという尺度では説明できない「人間活動の根本的な何か」があるからだろうし、そこから遡って「哲学」について考えてみるとどうだろうか。
また今回の『哲学への権利』上映会で興味深いのが、このドキュメンタリー映画が、すでにアメリカ東海岸の4つの大学で上映され、今日の渋谷アップリンクでの上映を皮切りに、日本全国の大学、書店等で、さらにフランスやアメリカ西海岸、(可能であれば)韓国などでの上映が予定されている点だ。
今日すでに、山口、広島、京都といった遠方からの参加者がいたし、学生のみならず、幅広い年代の参加者がいた。また今後の上映でもアフタートークが企画され、毎回違ったゲストとの対談が組まれている。《国際哲学コレージュ》について問うことがあらゆる問題を内包している(学問、教養、経済、国家、市民権、共同体、現場、地域性、1968年、etc.)ので、毎回まったく異なる議論が展開されることが予想される。その成果に期待したい。
※ 『哲学への権利』上映会は、12月12日(土)にジュンク堂書店新宿店でも開催します。上映後の西山先生によるトークの対談相手に萱野稔人先生をお迎えします! 申込受付の準備が整い次第、あらためて告知致します。ご期待下さい!!
- 作者: ジャックデリダ,Jacques Derrida,西山雄二
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(9月26日)朝帰り
■ 気づいてない人が多かったのですが、トークには漫画家の上條淳士さんも来てくださいました。
柴崎さんは小説を書かれる際、登場人物に仮の名前をつける時は、上條作品からとられることがあるそうですが?
柴崎 みんなじゃないですけどね。困った時に暫定でつける名前は、みんなナツとユキ(笑)。かっこいい名前として刷り込みがあるんです、きっと。
キャラクターの名前はどういう感じでつけているんですか?
上條 音読みのイメージだけですね。
柴崎 実はほかにもたくさん勝手に拝借してしまっていて。『きょうのできごと』の「けいと」は、『TO
Y』の「か志子」さん(「ケイト」の名でバンド活動をしている)からきていて。あと、『ショートカット』の中の「ポラロイド」の比嘉くんも(『SEX』に出てくる)。
※ 『ワンダーワード』(小池書院)より
ええっ!マジ!
■ という訳で、という訳ではないのですが、フェア棚のマンガを攻略しようとたくらみまして、昨晩は近所のマンガ喫茶のナイトパック(9時間)を利用してひたすら『ジョジョ』を読みました。25巻まで。なんとか第3部にさし掛かり、気になっていた《幽波紋(スタンド)》もチェックできました。
柴崎 精神的なものが目に見える形になったり、現実に影響を及ぼすというのが『ジョジョ』の面白いところだと思うんですけど、象徴的なのが第3部に出てくる「スタンド」ですね。
荒木 精神力の象徴ですね。それまでは、ガラスを「ううーん」とか念じて動かして、「バーン!」と割ったりするのが超能力だったんですけど、その「動かして割るところ」を絵に出来ないかなと思って。それが発想の原点というか。かなり漫画的だと自分では思ったんですよ。小説でもできないんだろうな。
柴崎 はい、小説ではすごく難しいでしょうね。スタンドのビジュアル化がすごく面白くて、毎回驚かされています。顔が本のページになってめくれるとか、本当に漫画ならではですね。
荒木 その辺はすごく考えたと思いますね。スタンドも、機械じゃないけど、生命力があるデザインというんですかね。体温の感じられる機械というか・・・そういうデザインを試みていたんです。
柴崎 スタンドは本当にいろんなタイプがいて興味深いです。スタンドの能力は、一度に考えるんですか?
荒木 出るときもあるし、出ないときもあるし。小説とか読んで思い浮かぶこともあるし。日常でも、あの人サギ師みたいだなあとか思ったら、そういうのがスタンドになる(笑)。あと、本当に強い人ってどういうのか考えたんですよ。本当に少年漫画的な視点で。小さくてもどこか弱点だけ狙ってくるタイプだったら、そういう人の方が強いのかなとか、ずるく立ち回って目立たない人の方が強いかな、とか(笑)。目立つ人は口撃されるだろう、みたいにね。さっきの「誰が強い?」っていう「ジャンプ」の風潮みたいなものもあって。
柴崎 でも、単なる力くらべではない強さを考えてたんですね。
(つづく)
※ 『ワンダーワード』(小池書院)より
おおっ! ふ、深い!!
ま、「書店員がマンガ喫茶でマンガ読んでていいのか!」って話ですけど、この調子でいくと『ジョジョ』を読破するまで通うことになりそうですな。
それから痛恨のミスを発見。今回、柴崎さんが選書していたのが「第4部」と「第6部」だったのですが、該当する巻数を間違っておりました。正しくは以下のとおり。
第4部 29巻〜47巻
第6部 『ストーンオーシャン』(1巻〜17巻)
申し訳ございません。
入替えますのでしばらくお待ちください。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 小池書院
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- 作者: 上條淳士
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- 作者: 柴崎友香
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ストーンオーシャン 1 ジョジョの奇妙な冒険 第6部 (ジャンプ・コミックス)
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昨日のトークでつくづく思ったのは、お客さんもそうだったのですが、柴崎友香さんも喜んでくれたんじゃないかなってことです。
小説を書いたことがないので分かりませんが、小説家って基本的に独力なのでかなりキツイと思うんです。精神的にも体力的にも。しかし、そうは言っても作品を書き上げるまでは、周りはどうしようもないので、作家にがんばってもらうしかありません。
ただ1冊の本を出版したときには、みんなで作家を囲んで労をねぎらったり、また感想を述べ合ったりするといいなって思います。昨日はそれが実現してよかったです。たくさんのお客さんが詰め掛けてくださったトークの会場は、まさに『ドリーマーズ』のバースデーパーティーというふうですばらしかったです。
そして2次会もまたすばらしかったです。長嶋有さんや鹿島田真希さんをはじめ、佐々木さんのトークシリーズに登壇してくださった小説家やまた今回のフェアでコラボレーションして頂いた坂本政十賜さんや山方伸さんといった写真家、様々なタイプの本をつくっている編集者等、たくさんの方々が駆付けてくださいました。いろんな才能を持った方々が一堂に集うというのは本当にいいことだなって、しみじみ思いました。
「またいい小説を書こう!」
って、柴崎さんに思ってもらえれば、最高です。
トークは、2時間もよく話せるなって感心してました(笑)。ぼくは仲のいい友達相手でも2時間話し続けるのは無理です(汗)。
柴崎さんも言ってました。「さすがにあれだけ話すと自分でも気づいてなかったことがいろいろと出てきますね(笑)。」
客席をみていて、前半は会場の空気がちょっと重いかなって感じましたが、後半はいい雰囲気でした。これは僕の憶測ですが、柴崎さんの小説は大阪色が強いので、お客さんのなかには、さんまや鶴瓶のようにいちいち笑わせてくれて、大爆笑!というのを期待していた人もいたんじゃないかと思います。さんまは会ったことないけど、鶴瓶はJR芦屋駅とかにたまにいて「つるべぇー!」って呼んだら、ちゃんと手を振ってくれるからええ人で、だからええんですけど。
でも大阪人=芸人ではないんですよね。柴崎さんは淡々としていて、マイペースな感じで、大爆笑じゃないけど、くすくす笑ってしまう感じとか、どことなくおかしいとか、「宇宙人っぽいな、この人」という感じはやっぱり大阪人やなって思いました(笑)。それが会場にも伝わり出した後半はええ感じやったと思います。
お客さんにも満足してもらえたと思います。
※ 《柴崎友香フェア》はまだまだ続きます。10月31日まで。いろいろ手を加えていこうと思います。ぜひぜひお越しください !!!
ROVOが流れる♪
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(9月24日)トーク大盛況!!
(9月23日)東京G優勝 北海道・福岡↓ 仙台・埼玉↑ 東都混戦
あしたはトーク。
(9月22日)阪神か近鉄が勝ったらスポーツ新聞買ってくるやつ
柴崎さんの小説を読んだことない人に、一番初めに読む本として勧めるんやったら、新刊の『ドリーマーズ』でもええねんけど、やっぱ『その街の今は』かな。一概には言えへんけど、この作品が一番柴崎さんらしいちゅーか、柴崎さんがずっと思っていたこと、考えてきたことが、ふわんと小説になったような気する。
《その街の今は》より
もう一枚は戎橋だった。特に誰を撮ったというわけでもないようで、今と比べると黒くて重い髪型の女の子や細いズボンの男の人が広い橋の上をばらばらと歩いていく様子が写っている。奥から手前に歩いてくる水玉のワンピースの女の子だけが、こちらに気づいて怪訝そうに見ている。右奥には「キリンビール」の文字とキリンビールのラベルと同じキリンの絵がある建物があって、初めて知ったその四角い建物を、このあとでここにキリンプラザが建ったのかと思って眺めた。妙にかさかさした印画紙の手触りを確かめながら、氷の溶けたカフェオレを吸い上げてしばらくじっと見ていた。
《山方伸さんの展示写真》より
《桑原甲子雄「東京下町1930」》より
いや〜、それにつけてもええ企画やわ。《柴崎・山方・桑原》が同じ棚に並んでんねんで。柴崎小説を100倍楽しめるっちゅーねん! はよ来いや。シルバーウィーク終わっちまうで!
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- 作者: 桑原甲子雄
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(9月21日)
■ きょうは連休なか日で本の入荷はなし。ほんと久しぶりに棚を整理する。ふだんは本を補充するだけでいっぱいいっぱいなのだ。
■ フェア棚の作業も落ち着いたので読書モードへ。フェア棚を物色す。今日の1冊はこれ! 一海知義『漢詩入門』(岩波ジュニア新書)。
柴崎友香さんからはちょっとイメージしづらいかもしれませんが、今回の選書に中国の古典が何点か入っています。陶淵明とか。
これ僕の推測ですが、おそらく「風景に対する興味」→「日本画」→「山水画」→「漢詩」というふうにたどり着いたのではないでしょうか。
- 作者: 一海知義
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(9月20日)新井さんも復活 ⇒ 打倒巨人!!
(9月19日)
■ 《福永信フェア》の選書リストをアップしました。なが〜〜〜いので分割しました。まずは(その1)。
(9月18日)大学の希望・希望の大学
■ 深夜別件でSkypeを使ってディスカッション。オモロー!
■ 西山雄二先生(哲学)がアメリカの大学をツアーした《旅日記》をアップされている。すばらしい。
ぼくも大学院まで6年間大学にいたけれどもそれが限界だった。大学という場所は閉塞感が強く、はやくシャバに出たいと思った。さすがにドクターコースに進学するというのは無理な話で、収入もない状態で誰が読むのかも分からないような論文を書き上げるために10年近い歳月を費やすというのは、僕にとってはほとんど自殺行為としか思えなかったのだ。
ただ、それと同時にあこがれもある。ぼくがもう少し頭がよくて、語学ができて、失われる10年(ドクターコース)?をクリアすれば、学生に講義したり、研究会を開いてディスカッションしたり、そして、国内外の大学の研究者や学生と交流してお互いを深めあったり、、、。
ま、僕にとっては叶わぬ夢でたんなる妄想だ。が、もしこれができるならば「大学ってすばらしいな」って思う。そしてこの《希望》を実現している人が、ちゃんといた。大学ってすばらしい。
《西山雄二先生の旅日記》
・The New School for Social Research
西山雄二監督『哲学への権利』上映会
日時: 9月27日(日) 開場 16:30 開演 17:00
申込み: こちら。
※ 『哲学への権利』上映会は、12月12日(土)にジュンク堂書店新宿店でも開催します。上映後の西山先生によるトークの対談相手に萱野稔人先生をお迎えします! 申込受付の準備が整い次第、あらためて告知致します。ご期待下さい!!
(9月17日)
■ きのう福永信さんが書いたイソケン本の書評を読んだら、書評を書いている福永さんの小説を読みたくなると言ったけど、もう少し正確に言えば、この書評じたいが福永さんの小説なのだった。
■ 福永さんの次のページで柴崎本の書評を書いていた小説家の宮崎誉子さんがステキなPOPを送ってくださいました。ありがとうございます!!
■ 宮崎誉子『世界の終わり』(リトルモア)はすでに売切れたのですが、特別に入手することができました。いましばらくお待ちください。
- 作者: 宮崎誉子
- 出版社/メーカー: リトルモア
- 発売日: 2002/08
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■ 宮崎さんのPOP、山方さんの写真も加わり《柴崎友香フェア》の棚がどんどんいい感じになってきましたよ。連休中はお爺さんもお婆さんも芝刈りや洗濯をちょっとお休みして新宿までぜひお越しください!!!
■■ ショートフェアもやってます。
(その1)ブルボン小林書店 (9月30日まで)
《新刊》
- 作者: ブルボン小林
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2009/09/12
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- 作者: ブルボン小林
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/09/09
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(その2)稲葉振一郎フェア&斎藤環フェア (9月30日まで)
《新刊》
社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか (NHKブックス)
- 作者: 稲葉振一郎
- 出版社/メーカー: NHK出版
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- 作者: 斎藤環
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/17
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■■ トークイベントもあります。
※ もう少し受付可能です。お急ぎください。
夢の眺め
ベッド・グラウンド・ミュージック概要: 詳細はこちら。
会場: ジュンク堂書店新宿店(8階喫茶コーナー)
日時: 9月24日(木)18:30 〜
入場料: 1,000円(1ドリンク付)
申込み: ジュンク堂書店新宿店7階レジカウンター
電話予約承ります。 TEL 03-5363-1300
- 作者: 佐々木敦
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 講談社
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(9月16日)
■ 柴崎さんの『ドリーマーズ』の書評が出てます。『群像10月号』。
柴崎作品は物語と現実がからみやすくて、すごくリアルで彦摩呂風に例えると、小説界の○○○や〜って、あえてフセ字にしたので○○○を想像して下さいね。
小説界のカルボナーラや〜!!!
なんか、この書評読んでると宮崎さんの小説を読みたくなるっていうのがミソやね。ちょうどええ機会やから、両方読んだらええねん。《柴崎友香フェア》の棚には両方あるさかい。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 講談社
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- 作者: 宮崎誉子
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■ 宮崎さんの前のページで福永信さんがイソケンの書評をしてますわ。
福永信「終の住処に貼りつくペナント」これまたええ書評ですわ。福永さんの小説が読みたくなる書評やね。ちょうどええ機会やから、両方読んだらええねん。《柴崎友香フェア》の棚には両方ある? あっ『終の住処』がおまへんわ。あるのは『世紀の発見』のほうですわ。でも『終の住処』は、店の一番目立つところに置いてるさかいノープロブレム! せこいこと言わんと4冊まとめて買うたらええねん。なに言うてんねん。連休やん!
- 作者: 福永信
- 出版社/メーカー: リトル・モア
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- 作者: 磯崎憲一郎
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