《柴崎友香フェア担当者日記》その3
(11月1日)
■ 5時から撤収作業。8時まえ 作業完了。
たくさんのお客様にご来店頂きました。ありがとうございました。
■ エンディングを何にしようかと考えていて、先日、東京デスロック『ROMEO & JULIET』JAPAN ver. の時に流れていた美空ひばりを聴きながら「ひばりも捨てたもんじゃないな」と今更ながら思いました。そう言えば、オープニングは《少年隊》でした。『ドリーマーズ』の主役なので。 それで、柴崎さんの小説もいろいろと変化してきているんですよね。《少年隊》が出てくるぐらいだからいずれ《ひばり》も出てくるかもしれません。というわけでみなさまごきげんよう!
デザイン担当者に原稿締め切りを7日までに延ばしてもらいました。ので、こちらはまだ続きます。
■ 原稿エスキス
(10月25・26・27・28・29・30・31日)
■ 原稿エスキス
■ 平田オリザさんのインタビューをリンクしました。
(10月24日)
■ 東京デスロック『ROMEO & JULIET』JAPAN ver. & KOREA ver.の感想文?アップしました。
感想文?はこちら。
■ きょうは一日「ロミオとジュリエット」。柴崎友香論エスキスは頭のなかで転がす。
(10月23日)
■ 散髪して、兄が来月結婚式をするらしいのでスーツを新調して、それから新宿へ。
■ 西山雄二先生の『ジャック・デリダ入門』を聴く。
柴崎友香小説への関心とは全く関係なく、デリダを学んでいるのだが共通の論点が出てきた。面白い。
P.S.
原稿のエスキスもやってます。
(10月22日)
■ 五反田団『生きてるものか』の感想文?アップしました。
感想文?はこちら。
P.S.
原稿のエスキスもやってます。
(10月21日)ってもう10月22日やけど
■ 五反田団『生きてるものか』の感想かどうかは微妙やけど、構成通ったから朝に出社前に書けると思う。たぶん。
↓
■ 無念。間に合わず。。。
(10月20日)五反田@池袋
■ 五反田団『生きてるものか』を池袋で観劇。今回の公演は『生きてるものはいないのか』と『生きてるものか』の2本立て。ぼくは両方みたけど、まだまだ足りない感じ。『生きてるものはいないのか』→『生きてるものか』→『生きてるものはいないのか』→『生きてるものか』→『生きてるものはいないのか』→『生きてるものか』と5,6回みたらいい感じにブレンドされてよくなるんじゃないかと思う。
で、今回の公演のみどころは、歌人の枡野浩一さんが出ていたり、素人の役者さんがプロの役者さんに混じって出ていることで、またプロの役者さんでも五反田団の公演が初めてという人がけっこういること。実は五反田団の劇団員は前田司郎さん以外出ていない。いつものお馴染みの役者たちで固める方がうまくいったと思うけど、それだと新しい発見はなかっただろう。前田さんのチャレンジを讚えたい。
それで改めて実感したのだけど、役者さんにプレッシャーをかけるようだけど、やっぱり五反田団の作品は演じるのがすごく難しいんですよ。素人の人が下手でプロの役者がうまいという訳でもなくて、枡野さんなんかはいい感じに溶け込んでいたのですが、五反田団の作品は空気感がすごく重要で、それを醸し出すのがものすごく難しいんですよ。笑っていいのかいけないのかすごく微妙なところをついているので。
今日の『生きてるものか』で言えば、前田司郎さんが出てくるまでは緊張して笑えなかったし、『生きてるものはいないのか』も大山雄史さんが出てくるまでは吹っ切ることができず笑うに笑えなかったのだ。こういう役者の妙技もチェックしてみてください。
■ 家に帰ると疲れがどっと出て爆睡。感想文は明晩アップします。
P.S.
原稿のエスキスもやってます。
(10月19日)
■ きのうはPOP職人の宮崎誉子さんがご来店されました。↓を作った方です。
宮崎さんは実際にあっても大阪人っぽくて、いまはこっちに出てきているけど出身は関西なんやろうなって思ってしまうのですが、根っからの千葉人だそうです。
そんで宮崎さんは小説も書いている覆面作家で、いぜん書店でも働いていたそうですが、なのに残念ながらその店には自分の書いた小説が売ってなくて、タイガーマスクになりそこねたそうです。ドンマイ!
- 作者: 宮崎誉子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/02/01
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P.S.
原稿のエスキスもやってます。
(10月18日)フェア棚
おおっ!!!!!
キャーーー、上條せんせ〜〜〜〜い !!!!!
あんたが言いなはんな。
それはさておき、マイ本棚のマンガが増殖中。。。
P.S.
原稿のエスキスもやってます。。。
(10月17日)観劇デーデー
■ 五反田団『生きてるものはいないのか』観劇。
感想文?はこちら。
■ もう遅いので、エスキスの模様は明晩。あしたは早番。早く寝ないと、、、
(10月16日)観劇デー
■ 岡崎藝術座『ヘアカットさん』観劇。
感想文はこちら。
■ もう遅いからラストスパート企画の準備は明朝に(↓)
おはようございます。
ラストスパート企画発表!!!
(10月15日)
■ 明日16日からラストスパート企画をここで始めます。
■ ラストスパート企画ひとり打ち合わせ@ファミレス
■ 今日の読書
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/28
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柴崎さんらしい作品と言えば『きょうのできごと』や『次の町まで、きみはどんな歌をうたうの?』や『フルタイムライフ』ということになるのだろうけど、もっとも柴崎さんらしい作品と言えば『その街の今は』なのではないか。
(10月14日)
■ 《秋の演劇フェア》拡張しました。こちら
■ このフェアは《風景を読むフェア》の1つなのですが、同時開催中の《ドビュッシーの風景を読むフェア》も充実しています。こちら
コモンズ:スコラ ヴォリューム3 サカモトリュウイチ セレクションズ ドビュッシー
- アーティスト: オムニバス(クラシック)
- 出版社/メーカー: commmons
- 発売日: 2009/09/02
- メディア: CD
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■ それから、これまた同時開催中の《アメリカ写真の風景を読むフェア》も充実しています。
- 作者: 日高優
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2009/06/01
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■ きょうも執筆のエスキス@ファミレス
■ きょうの読書
- 作者: イーフートゥアン,小野有五,阿部一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/04/09
- メディア: 文庫
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- 作者: エドワードレルフ,Edward Relph,高野岳彦,石山美也子,阿部隆
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1999/03/01
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(10月13日)
一回休み
(10月12日)
■ どうやら《爆睡》をマスターしたようだ。笹塚や明大前に停まった記憶がない。今日も爆睡。稲田堤まで爆睡。永山までうとうと。それから読書。それから某プロジェクトのエスキスをファミレスで閉店時間まで。文章を1本書く予定。9月いっぱいリサーチして、10月1日から書くモードに切換えて、かれこれ10日間全く進まなかった。が、さっきやったらアウトラインが通った。いやはや。ま、一応文章になりそうなのでよかった。10月末日締切り。時間との戦い。まだまだ勝負はこれから。
■ 今日の読書
・これ、柴崎友香作品のなかでけっこうポイントかも。
- 作者: 柴崎友香
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2007/11/01
- メディア: 単行本
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「実は、妻とは死別なんだ。彼女と出会ったのは、沖縄行きの飛行機。通路を挟んだ席で楽譜をめくっていた音大生だった。沖縄から帰っていっしょに暮らすようになったんだけど、ある年の十二月二十九日、出勤したぼくに忘れ物を届けようとした彼女は、交通事故にあって病院に運ばれた。意識のないままなんとか二日間は生きていたけど、十二月三十一日に死んでしまったんだ。その日は彼女の誕生日だった。だから、彼女は生まれた日と死んだ日が同じなんだよ。彼女の夢はお嫁さんになることだったから、反対する彼女の両親を説得して、死亡届の前に婚姻届を出したんだ・・・」(もちろんウソ)
・浅野いにおを借りて読む。
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2006/07/26
- メディア: 単行本
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「こわ」
(10月11日)さすがプロ!
■ 全部みてるわけじゃないけど、今シーズンのベストショット!
(10月10日)4位
柴崎友香さんの好きなピッチャーは下柳投手だそうです。
そうか、僕はてっきり北別府投手かと思ってたけどな。。。
ま、シモさんとも近いかな。文体と投球術が。
シモさんはアウトコース本線やから江夏の系譜やね。
江夏〜大野〜下柳〜柴崎
うんうん。なるほど。
このラインがあったか!
(10月9日)奇蹟@三鷹!!
[作・演出 : 柴幸男/ 音楽:三浦康嗣(口ロロ)]
俳優・劇作家・演出家・音楽家,etc.
他人の才能を今日ほど羨ましいと思ったことはない。
あんなことができるなんて!!!
観劇をオススメします。
感想も明朝にはアップします。
おやすみなさい。
おはようございます。
感想文はこちら → 《感想文ではない感想文》
(10月8日)ヤクルトとはもつれるなー。岡林はええピッチャーやった。
■ 保坂小説が動きだした。。。
■ 《秋の演劇フェア》を始めました。《秋の演劇十番勝負》も始めました。劇場と書店と個人ブログを連動させる画期的な企画です。すっかり演劇に魅了されてしまって、ぼくも何かできないかと色々やってたら全部繋がりました。そろそろ《某エクス・ポ誌》も連動してきます。 企画自体の認知度が低く効果はイマイチですが、小さなことからコツコツと! 皆様、ぜひお楽しみください!!!
■ 《柴崎友香フェア》棚に本が加わりました。
柴崎さんもエッセイ書いてはります。
・上條淳士『赤×黒』
リマスターが出ました!!
- 作者: 上條淳士
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・『UMEZZ HOUSE』
お宝ショット満載 !!
ううっ、うつくしい!!
宮沢りえを超えた!!!?!?!???
■ 《担当者日記》上で新企画を始めるかどうかもう一晩考える。先が見えないなりに、手応えを掴んでから始めたい。
(10月7日)雨すごい
■ 某社で新書を創っている某氏ご来店。第一声が「僕もみましたよ!ハイバイ!よかったぁ〜!ほんとうによかったぁ〜!!」でした。「そんな大きな声を出して言わんでもわかっとるがな。もう1年も前から『ええでぇ〜』って言うとるがな」。僕の感想はこちら。
それで某氏と話していて共感したのは、僕の感想だとちょっと誤解されるかもしれないけれど、ハイバイ「て」は物語構成や視点の移動や登場人物の描写、舞台構成や舞台装置(パイプとドアノブだけの扉,etc)、吉田亮さんの演技など見どころが沢山あるということ。「ハイバイについて語り合える人がいないのでふらりと寄ってみました!」と言って去っていきました。そういう本屋の使い方もウエルカムですよ!
《耳寄り情報》
某社から近々、平田オリザさんのシリーズ第3作が発売されるそうですよ! 僕もこの本で演劇に入門しました。名著です。みなさまもぜひ!チェケラ!!!
- 作者: 平田オリザ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1998/10/20
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- 作者: 平田オリザ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/06/21
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■ 柴崎友香さんご来店。ポップを届けてくださる。マンガ話で盛り上がる。
五十嵐大介さんの描き方について。マンガって「画と文字」というぐらいのルールで、これは作者次第で如何様にでも表現できるだろうなって思っていたけど僕自身では想像できず、『海獣の子供』の冒頭数ページで「おおっ、こういう表現ができるか!」と驚いたことを伝えた。情報を密にしていくという描き方もあるけど、五十嵐さんのように、大らかに、すーっと抜けるような透明な空気を描くこともできる。五十嵐さんがすごいのか、マンガがすごいのか、おそらくどっちもすごい。
柴崎さんは『海獣の子供』ももちろんだけど、初期の短編を集めた『はなしっぱなし』や『リトル・フォレスト』も勧めてくれました。それで『リトル・フォレスト』を描けたのは、五十嵐さんが盛岡で田んぼで米を作ったりしながら暮らしていた時期があって、そういう「本当のスローライフ」をしていたことも大きいのではないかとも言ってました。ちなみに柴崎さんは「なんちゃってスローライフ」については、皮肉って「ゆっくりとした生活を大切にする感じの雑誌」なんて小説に書いていたりする(笑)。
それから岡野玲子さんの描き方ついて。僕は岡野さんはまだチェックしていなかったのだけど、「あぁ、やっぱりこのレベルの表現をしている漫画家がすでにいたんだ」と完全にやられました。
岡野 (ペンでなく)筆で描くとキャラクターや物に生命力が宿るんですね。輝きとか躍動感とか。晴明の周りにある建物や色々なものが、命があるかのように内側から光っている様や、物質が高まっていくという状態を表現するために、ペンの入れ方も変えていきました。物質が常に響き合っているようなリアリティを追求して。
柴崎 宿っているという感じがすごくしますね。私は、日本画や水墨画を見るのが好きなんです。実物を見るとただ筆で「シュッ」って描いてあるだけなのに、竹がそこにあるように感じられるんです。筆の力ってすごいなぁて。そんなありとあらゆる思いが込められている漫画だと、読むほうも体力がいるんですよ(笑)。
(『ワンダーワード』より)
- 作者: 五十嵐大介
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- 発売日: 2004/08/23
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- 作者: 五十嵐大介
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- 作者: 岡野玲子
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- 作者: 柴崎友香
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(10月6日)
ブルボン小林先生直筆サイン! 阪根タイガースの阪根正行さま!!!(涙。。。
ゲームの話がしたいって、たんにブルボンのサインを自慢したかっただけ。
そうそう、ブルボン小林サイン本あります! 早いもん勝ちだよー!!!
なのだが、この本、えっとまだ紹介してなかったっけ? ブルボン小林『ゲームホニャララ』(エンターブレイン)と同じくBourbon Kobayashi『Je game moi non plus』(chikuma Pub.)はなかなか読ませる。
- 作者: ブルボン小林
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- 発売日: 2009/09/12
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- 作者: ブルボン小林
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
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ある日、仕事部屋に彼女がきて、戸惑った顔をする。
「なに」
「Aさんって、誰」ずばり、という風に彼女は尋ねた。
!! Aさんの痕跡は、完全には消えていなかったのだ!「ど、どこでその名を!」浮気をしたわけでもないのに、僕は見苦しい口調で問い返していた。
このゲームの村内には「エイブルシスターズ」という仕立て屋がある(ハリネズミのきぬよとあさみの姉妹が経営している)。
遊び手は洋服などに用いる布地のデザインをできる。前の彼女がデザインした「布」が、そこには残っていた。彼女の名前とともに・・・。
「この布はAさんがデザインしたんよ」
き、きぬよ! 空気読めよ(無理)!
「浮気でなくてよかったね。ブルボン」「命拾いしたね。ブルボン」とやっぱりここはつっこまずにはおれないのだけど、いやいや、大事なのはここじゃなくて、この本の意義はもっともっと大きなことなんだ!!
「えーと、実は僕、大江健三郎先生の小説よりもエッセイのほうが好きです!!」
「おいおい、突然なに言ってんだ! 空気読めよ!!」
- 作者: 大江健三郎,大江ゆかり
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2003/09/19
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なんかトンデモな爆弾発言しちゃったけど、大江先生の評論作品が優れているというのは本当で、以前ぼくも論じようと試みたのだけど歯が立たなかった程で、それはさておき、ブルボンさんのエッセイは大江先生に負けず劣らずよい! ううっ、褒め過ぎか! オマエは大江健三郎賞選考委員か!!(注:そんなん実在しません。選考するのは大江先生ひとりだけです。)
さてさて。僕は白状すると、ゲーム否定派で、電車内でカチャカチャとボタン叩いているヤツがいるとマジ苛つくのだけど、ブルボン本を読んでちょっと考えが軟化しました。それに《柴崎友香フェア》を通じてマンガについても同じく。
マンガとゲームが文化であることはもう歴然としている。
ま、次に言うことは愚問なのだけど、、、
ドストエフスキーやカフカや漱石といった純文学作品を片っ端から読んできた人とマンガとゲームをガッツリやってる人とはどちらが豊かになれるのか?
なんてしょうもないことを考えたのだけど、これ結構いい勝負かもしれません。前者の代表格が大江健三郎先生で、後者の代表格がブルボン小林さんであるとして、うむうむ。 これはナイスなマッチメイクじゃないですか! 因縁すら感じますね!!
大江先生もブルボンさんも共に小説&エッセイの名手であります。大江先生は言わずと知れたノーベル賞作家ですからね。それを思えば、、、いいんじゃないですか!
(10月5日)き、きぬよ! 空気読めよ!
■ ハイバイ「て」感想文アップしました。
こちら。
二回目の観劇にして、また泣いてしまった。
観劇をおすすめします!
東京芸術劇場@池袋・10月12日(月・祝)まで。
チケットはこちら。
■ きょうはゲームについても書きたいのだが、夜遅いので明朝書き足す予定。
寝坊したので、「明朝」→「明晩」に訂正。
(10月4日)
■ すんごく忙しいのに今晩も無謀にも果敢に漫画喫茶ナイトパック9時間へ。その後のダメージが予想されたけれども、好奇心の赴くままに行動するというのもたまにはいいだろうと思って。死ぬほど忙しいのかと問われれば、そうでもないし、30歳超えると欲望が枯れるというか、なかなか自らを突き動かすような衝動じたい珍しい。ま、いいか。
■ 引き続き『ジョジョ』。第4部(47巻)まで。第3部がロードムービーで第4部が同じ街を描く定点観測。第3部ぐらいから描き方が変わってきている。クライマックスの巨大な敵との対決へと向かう求心力だけでなく、それぞれのお話にネタをふんだんに、作者が経験したことや調べて知ったことを盛り込んで描くようになっている。
おそらく連載時に1週間おきに読み進めるには適していたのだろうけど、一気に読むのは、ちょっと冗長でしんどい。『ジョジョ』はひとまずここで中断。残りは気まぐれにぼちぼち読み進めよう。
■ その後、五十嵐大介『海獣の子供』を読み始める。すばらしい。眠い目をこすって読むのはもったいないので、これも1巻だけで中断。つづきは改めて読もう。
■ 漫画喫茶通いは《柴崎友香フェア》の影響ということになっているのだけど、すでに『ブラックジャック』や『ガラスの仮面』や『スラムダンク』を全巻読もうと企んでいる自分がいる。いやはや。
- 作者: 荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1996/05/10
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- 作者: 五十嵐大介
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/30
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(10月3日)
ふー。
松田正隆作・演出 マレビトの会『クリプトグラフ』感想文、テキスト完成。
(10月2日)
■ 松田正隆作・演出 マレビトの会『クリプトグラフ』感想文書きました。まだ途中ですけど。
(10月1日)
■ 10月になったので《柴崎友香フェア担当者日記》も新たな企画をはじめますが、諸々の作業がずれ込み1日にスタートをきれず。
■ 青木陵子さんの個展がよかったり、とある人と来年の企画の打ち合わせをして、その話が興味深かったので、書きたい気持ちもあるのですが、諸々の作業がずれ込み今日の日記には書けません。
■ 作業がずれ込んでいるというのは、夜に観劇したマレビトの会『クリプトグラフ』(松田正隆作・演出)の感想をアップしたかったのですが、一晩では纏まりきらなかったということです。大絶賛!すばらしい!! ブラボー!!!というのとは違うのですが、いろいろと感じること、考えることがありました。とりあえず感想の冒頭だけ。
松田正隆作品初観劇。
まず驚いたのは、上演後に松田正隆さんと若手作家(演出家)、松井周、神里雄大、杉原邦生、野村政之(アゴラ劇場制作担当)とのトークショーがあって、「この手の作品は感想を聞かれると答えにつまるだろうな」と思っていたのだけど、みんな松田作品と自分自身の創作を念頭に置いて、互いの違いや距離を押さえて、的確な感想をさらっと述べたことだった。
私は観劇していて、アフタートークで登壇していた彼らをはじめとする若手作家の作品と松田正隆作品との間には溝があるように感じたので意外だったし、私なら「この作品は演劇を見慣れた上級者におすすめします」などとついつい言ってしまいそうなのだけど、トークを聞いた感触から、ま、誰でもとは言わないけれど、気軽にふらっと来て見てみるのも案外いいんじゃないかとも思った。
マレビトの会
作・演出 松田正隆