第十回文学フリマ



 第10回文学フリマ



    


■■ 日時:2010年 5月23日(日)11:00〜16:00


■■ 会場:大田区産業プラザPiO(京急蒲田



  




  《1. 会場のようす》 



  
 おそらく多くの人はもっと小さいところでこぢんまりやっていると思っているのではないでしょうか。いやいや箱はデカイです。はい。



  
   雨にも負けず、人人人



  
   風にも負けず、人人人人人(ま、風はそれほどでもなかったが)



  
   おおっ! マンガっち!!



  
   われらが《アラザル》もガンガン売りました!!



  
   常連の《破滅派》は、のぼりを立てて気合い十分!!



  
いました! コスプレ!! 会場は着替える場所がないのでコスプレは基本的に禁止なんですがね、けっこうやってたなー。彼女らのセーラー服はまだわかるのですが、奥にいる男子。ふつうにしてたらイケメンなのですがね、学ランに猫耳なのですねー。しかも、まったく臆するところがないっていうか、「何かおかしいですか?」っていう目でこっちを見てくるのですよー。彼、彼女らのメンタリティーってどうなってるの? 極めて「素(す)」のようです。はい。







  2. われらが《アラザル 



  
  出ました! うわさの《アラザル4》!!!



  
  立ち読みしづらいですが心配ご無用! ボリューム満点です!!!



  
  ダンスミューーーーーーーージックよ!!!!!!!



  
  パンチ・パンチ・パンチ ⇒ ノックアウトだ!!!!!



  
  Scooooooop!! 《FUNKY KOTA》だ!!!!!



  
  俺の原稿だ!!!!!!!!!!!!!! 読め、いや読んでください。お願いします!!!



  
  dhmo 今回はけっこうガチです。はい。



  
  西田博至だ!!! 安定感抜群ですな。今回もクオリティ高いですわあ。


   アラザル4《ラインナップ》



【論考A 水色】


赤シャツをいかにして更生させるのか
阪根正行


review
雨宮庸介『わたしたち《2010年3月19日〜2010年7月4日》』
畑中宇惟


「へだたり」だけが生き延びる
近藤久志




【論考B 紫色】


とある小説の修辞について――書き手はいかに修辞に溺れるか
高内裕志/dhmo


【連載:音と音楽と時間】
第1回『(minimal)nmusic-ミニマルのn乗・音楽-』(前篇)
諸根陽介


身辺雑記の意味
坂道干


ラッパー宣言(第一回)
安東三




【論考C 橙色】


一柳慧のいる透視図――ニッポンの批評へ(連載第3回)
西田博至


相撲回想録
山本浩生




【企画A 緑色】


A Music From INDONESIA〜
ダンスミュージック最後の秘境=ファンキーコタ
語り手/高野政所


コラボ批評「池袋」
山本浩生×高内裕志




【企画B 桃色】


ガツンときた批評文を紹介しよう「批評パンチライン


女性ファッション雑誌チャート/女性ファッション誌批評
arazaru 女子会(細野そほ・畑中宇惟・西中賢治)




【企画C 黄色】


WCIT!!〜We Call It Techno!! ダンスミュージック座談会


高内ノック!!!!〜『日本語ラップはキラッされたか?』〜
山下望


※ 近日中に書店でも販売開始します。お楽しみに!!!!!







  3. 戦利品を一挙紹介 



  
  今回、大活躍の《界遊》004号だ!! クオリティーすごく上がったなー。。。



  
  巻頭が《美女の本棚》って、そりゃ買うだろ。美女⇒部数アップ。どんだけエロいねん!!!



  
  おおっ! ついに創刊しますか、《野球場》。三度の飯より野球。



  
黒光りする《.review》(ドット・レビュー)!! 西田亮介さんのバイタリティーがそのまま本になったという感じだなー。西田さん以外も強者揃い。


  
本がチームワークによって支えられているというか、音楽、建築、マーケッティング広告、ファッション,etc. う〜ん、手ごわい!!!



  
  行列ができるミニコミBootleg》(ブートレグ)!!!



  
   特集が大胆!!! やるなーーー(汗。。。。



  
   常連の《破滅派》はno.006ですな。



  
  《第二回 破滅派文藝新人賞》発表!!!って、おいおい.....



  
「批評家養成ギブス2」のメンバーが立ち上げた《knocks》ついに出たか!!! ちなみに《アラザル》は「批評家養成ギブス1」のメンバーが中心になって立ち上げた批評誌なのです。兄弟誌ではない。ガチンコライバル誌だ!!!



  
  丁寧につくってますなー。でも、ちょっとおとなしいかなー。もっと弾けて欲しいなー。かかってこい!!!



  
老舗《WB》(早稲田文学)は「さようなら、木村拓也」(カープファンより)、「パチンコ文学」、前田塁「紙の本が亡びるとき? 文学フリマ限定リーフレット」だ!!! 《紙の文学から球の文学へ》それにつけても球技が流行ってるなー...



  
アラザルメンバー黒川直樹!!! 単独ブースデビューを飾るのは、500頁超の超長編小説とサッカー対談、サッカー小説。こちらも球技、そしてサッカー!!!



  
これ楽しみ!!《「 」MAGAZINE》よしながゆうきさんがテキスト、のじゆうじさんがアートワークを担当。よくできてます。



  
   ほら! きれい!



  
   ギョギョッ!!!



  
   プロかよ!!!



  
   かざみどり@もの書き同盟参上!!! って女の子です。



  
   目次じゃなくて、メニューだよ!!!



  
  柳が丘という仮想の街の、スイーツをテーマにした物語を12名が書き寄せるというのが面白い!!!



  
  女の子にとって、スイーツは得意科目だと思うのですが、どんな風に書いているのか楽しみです!!!



  
  《UMA-SHIKA》も3号。いい感じの仕上がりだ。



  
  東大批評は「本当はこの文章系同人がすごい」っていう企画モノですな。文フリガイドとして使える!



  
  慶応ボーイだな。おっと女の子もいるわー。《白恍》。やはり、おしゃれですね。レベルは高そう。楽しみ!



  
   《Waki Chin Pai vol.1》なんと100円!!!



  
   《Waki Chin Pai vol.1》なんとDVD付き!!!



  
   《Inside Out》6号、なんと¥0- !!!



  
   《Inside Out》6号、なんと¥0- !!!



  
   《Inside Out》6号、なんと¥0- !!!



  
   《Inside Out》6号、楽しめそう!!!





  4. 後記 


■ 第十回文学フリマ、参加のみなさま、スタッフのみなさまお疲れ様でした。



■ 雨にも拘わらず、駆けつけてくださったたくさんのお客様、ありがとうございました。



■ 《現場感》たっぷりのすばらしいイベントでした。



■ われらの《アラザル》も大健闘でした。前回よりは売り上げは落としたのですがノルマ達成しました! もちろん反省すべきことはたくさんあるのですが、なんといっても《文フリ》にちゃんと最新号を間に合わせたことに、みんなの意地を感じました。僕は正直「今回はもう無理だろう」って思っていたんですね.... 製本に間に合わず、立ち読みしづらい体裁ですが、デザイン◎、読み応え◎ ですのでぜひお楽しみください!!!



■ あとなんと言っても今回は《.review》と《界遊》のがんばりが目を引きました。彼らからは新たなシーンを構築しようという意欲が感じられました。二誌ともチームワークがすごいんですね。《アラザル》の一員として大変な刺激を受けましたし、また《書店員》としても今後彼らの活動を応援したいと思いました。



■ もちろん、彼らとは違ってほんわかしたというか、自分の新作を披露しながら友達の新作を覗きに行くようなご近所さんのつながりのようなものもあって、それも《文フリ》の魅力だと思います。



■ 次回もみんなで楽しみましょう!!!








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 阪根タイガース日記


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