《福永信フェア》 - m-sakane’s diary

《6.1訂版》（7月24日）

　《福永信フェア》を開催しました。！！！

福永信『アクロバット前夜90°』（リトルモア）刊行記念

　《福永信フェア》

　

　

会場：ジュンク堂書店新宿店（7F東側フェア棚）

会期：2009年6月1日（月）〜7月31日（金）

■■ 日記

　《担当者日記》その１

　《担当者日記》その２

　《担当者日記》その３

■■ オープニングソング

そうそう、福永さんと打合わせのとき、神里雄大くんはおもしろいという話になったので、オープニングはこの前の公演で流れていたこれで！！！

■■ 福永信さんからのごあいさつ

このフェアの内容について、ちょっとだけ、説明したいと思います。
いろいろ選書したんですが、かならずしもベストではないんです。
絶版・品切れ本、美術館のカタログなんかは極力省いています。
なるべく選書リストと棚の品揃えが一致するようにしています。

あと、同一の著者の本は一部をのぞいて、できるだけしぼるようにしました。
こうして、選ぼうとすると、あれもこれも、とよくばりになってしまい、
どこかボヤけた印象になってしまうからです。

というわけですから、ここで見て、興味を持ったら、同じ著者の別の本へと、
ジュンクのなかを、歩きまわってもらえるとうれしいです。

ゲスト選書コーナーというのが右側に設けてあります。
小説家の青木淳悟さん、円城塔さん、コラムニストのブルボン小林さんに、
それぞれ50冊ほど、選書してもらっています。会期を３つに分けて20日ずつ、
まずは青木さん、つぎにブルボンさん、最後に円城さんという順番で、
登場する予定です。コメントも直筆で書いてもらいました。
選書リストもありますので、お持ち帰りください。

それから、これはすぐにわかると思うんですが、棚にポストイットでつくった、
ふしぎな造形物がならんでいます。アーティストの冨井大裕さんの作品です。

この棚を事前に見てもらって、作品を制作、並べてもらいましたから、
ちょっとした個展といった感じですね。
冨井さんの本格的な展覧会は、
ちょうどこの会期中に馬喰町のギャラリーαMであります。いいなあと思ったら、
ぜひ行ってみてください（6月13日から7月18日まで）。

張り出した棚の上に、『アクロバット前夜』のヨコ書きレイアウトが
どのようなものか、わかりやすいように、見開きでズラッとならべてあります。
横へ横へと一行めをたどっていくということが、わかると思います。
今回の『アクロバット前夜90｡』の１ページめをめくってみて、
比較してみてください。

もうひとつ、まんなかに掲示板があって、
そこには、たくさんのコメントが貼ってあります。
これは会期中、増殖します。僕もいろいろ書いて、貼り付けていきます。

2009年5月29日　福永信

■■ フェア棚のようす

ふくながさんと現場打合わせ（4/15,5/9,5/20）、メール打合わも何往復かして、だいたいこんな感じでいこうかということに。ちょっと変わってますけど。

■■ 造形作家・冨井大裕氏参上 !!!

なんと造形作家の冨井さんがやってきました！（5/20）美術家っちゅう人は、作品の《自律》について常日ごろから滅茶苦茶考えている訳ですよ。美術館でなくてもノープロブレムってなもんですよ。台座なくてもOK！壁でも床でも天井でもOK！美術館でなくてもOK！野原でも砂山でもOK！路上でもOK！たとえ火のなか水のそこ、なんならお店でもOK！本棚でもOK！はい！展示決定 !!!

5/20現場打合わせ後、冨井さんが早速スケッチを送ってくださいました。