『文学とたにし』vol.2耽美派
〜木村綾子の今どきブンガク論〜
出演
木村綾子(タレント・作家)
平野啓一郎(作家)
又吉直樹(ピース)
日時
2012年7月29日(日)
OPEN18:00 / START19:00
イベント終了後、即日か翌日にツイッターで行った《感想連投ツイート》をブログにまとめました。ぜひお楽しみください!!
【文学とたにしvol.2 耽美派】
感想連投いきまーす☆
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【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想1》
前々半は耽美派について木村綾子先生によるショートレクチャー。生徒(又吉直樹)の質問を完璧に読み切って、完璧に答える木村先生、さすがやわぁ(笑)。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想2》
ちなみに生徒(僕)のノートはこんな感じ。字が汚いけど、田村俊子と上司小剣(かみつかさ しょうけん)は、ちゃんと覚えました!
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想3》
前回と違ってレクチャーをコンパクトにまとめ、早速ゲストの平野啓一郎さん登場! 平野さんを交えて《耽美派》トーク。さすが平野さん!博学なので、テンポよくトークが弾む☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想4》
平野さんも大好きな作家、谷崎潤一郎と三島由紀夫にスポットライトを当てて、わいわいトーク。これがねー、これがねー、思わぬ盛り上がりをみせる。男色!? 汗。汗。汗。。。。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想5》
男色!? ヒラノとマッタンがお互いに過去をカミングアウト 汗。汗。汗。。。。なぜか喜ぶキムラ★
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想6》
えーと、出演者のプライバシー保護のため、詳細についてこれ以上のコメントを控えさせて頂きます★
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想7》
さてさて。男色はさておき興味深い話を沢山聴けました。トークの内容についてはヒ・ミ・ツ と言いたいところですが、1つだけ。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想8》
谷崎しかり三島しかり、冷静に読むと「えっ!? これ、どう考えてもおかしいでしょ(汗)」と思うところが多々あるんですね。
でも彼らが凄いのは何かと言うと、そうであっても「ああ、美しい」と思わせて、読者の心にぐいぐい入ってゆくところ。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想9》
内容がどうでもいいって訳ではないんですが、《美》とか、それこそ《笑い》もそうですが、目指すものというか、《美》や《笑》に昇華させる力が作品には必要なんですね。この話で平野さん、又吉さん、木村さんが意気投合。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想10》
《美》や《笑》に昇華させる力が作品には必要。その力を谷崎、三島は持っている。そして、平野啓一郎さんも、又吉直樹さんも、木村綾子さんも持っている☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想11》
後半は、平野啓一郎さんにスポットライトを当ててトーク。平野さんの生い立ちというか、特に執筆に関するアプローチの話が面白かった。小学校の作文、高校の時初めて書いた小説、大学時代に書いた小説、そしてデビュー作『日蝕』の誕生に至るエピソードの数々
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想12》
今日は、なんと言っても平野啓一郎さんがめっちゃ面白かった☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想13》
ちょっと込み入った話。僕は平野さんと同い年(75年生まれ)で、僕だけじゃないと思うんですが、平野さんには複雑な想いがあるんです。なにも小説家を目指す人だけでなく、芸術全般の人たちにとって。ちなみに僕は建築家を目指してました。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想14》
平野さんは23歳、当時最年少で芥川賞を受賞したんですね。僕は1浪してたからまだ大学生でした。同い年の青年が一躍時の人となった。いったいどんな奴や? どんな作品や? どういった才能があれば『日蝕』を書けるんや? かなり分析しました(笑)。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想15》
その後の作品についても平野さんが何を狙ってるのか?どういった力をつけてきているのか?チェックしてました(汗)。それで僕が感じていたのは、平野さんは完璧主義者なんじゃないか?ってこと。1つの作品をとっても、創作の展開についても。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想16》
平野啓一郎=完璧主義という作品から感じられるイメージと、同期の出世頭というか「オレ平なのに、オマエもう部長!?」というか雲の上の存在になってしまって、気軽に声を掛けられる人じゃないと思い込んでしまったんですね。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想17》
ところが今日は、今まで僕が描いていた平野啓一郎のイメージをいい意味で裏切ってくれました(笑)。
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想18》
平野啓一郎さん、実はものすごく気さくな人っていうか、あったまいい京大だけどさー、京都学派とかニューアカ(浅田彰)じゃなくて、万城目&モリミー&ヒラノ!?(笑)
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想19》
平野さん、高学歴男子特有の屈折した痴態満載! ま、一言で言えば、平野啓一郎=ダメ人間!(笑)
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想20》
そんな平野啓一郎さんをみてホッとしました。楽しかったー☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想21》
今回の平野啓一郎さんも、前回の西村賢太さんもそうだったけど、『文学とたにし』のゲストで登場する小説家がすっごくリラックスして気さくに話すんですよねー これはやっぱりキムラとマッタンのお蔭だと思う☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想22》
木村綾子さんは音楽番組のMCやラジオの経験が豊富で、マッタンはテレビやお笑いライブの場数を踏んでいるから、うまいんだよねー。ゲストにすっごくリラックスさせて、トークを展開するんだよ☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想23》
「木村さんがカワイイから男がデレデレしてるだけでしょ!」って女性から言われそうだけど、ま、そうだけど、忘れたらいけないのが、『文学とたにし』はトークの構成とタイムキーピングがしっかりしてること。これも木村さんの隠れた才能☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想24》
僕も書店員時代トークイベントの担当をずっとやってたから、トークの達人をたくさん知っているけど、木村綾子さんは速水健朗さんタイプの達人かな。準備をしっかりして、相手の気持ちを汲み取りながら、相手に気持ちよくトークをさせられる希有な人☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《感想25》
『文学とたにし』〜木村綾子の今どきブンガク論〜《vol.2 耽美派》
充実した時間をありがとうございました。次回も楽しみ☆
【文学とたにしvol.2 耽美派】《追記》
トークで話題になった谷崎潤一郎のお墓。毎年お盆と年末にお参りしてます。桜が咲いてないのが残念だけど、写真をプレゼントします☆
(2011年12月31日撮影)
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