《ゲスト選書》円城塔
会期: 2009年7月11日(土)〜 7月31日(金)
※福永信さんのお友達の円城塔さん(小説家)に選書して頂きました。
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/12/16
- メディア: 単行本
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Boy’s Surface (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 単行本
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Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
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《円城塔さんからのコメント》
「家が燃えた時に買い直す本を選んでみました。」
P.G.ウッドハウス
「比類なきジーヴス」国書刊行会
「よしきた、ジーヴス」国書刊行会
「それゆけ、ジーヴス」国書刊行会
「ウースター家の掟」国書刊行会
「でかした、ジーヴス!」国書刊行会
「サンキュー、ジーヴス」国書刊行会
「ジーヴスと恋の季節」国書刊行会
「ジーヴスと封建精神」国書刊行会
■ 一家に全冊、ジーヴス。
ジャック・ルーボー
「麗しのオルタンス」創元推理文庫
■ 馬鹿ミステリとみせかけて、音階と入れ替えの渦巻き超絶技巧ミステリ。
■ 超上から目線のコンピュータ好きの人に。
■ どっちの月かに御注意。
ミルチャ・エリアーデ
「ムントゥリャサ通りで」法政大学出版局
■ やってみろ、リクサンドル。
■ 本当はこっちが「存在の耐えられない軽さ」。
ポール・オースター
「幻影の書」新潮社
■ オースター最高傑作。「空腹の技法」をしのぐかも。
■ 張り巡らされた網目が臨界するまで。
マルグリット・ユルスナール
「黒の過程」白水社
■ 読み終わるまで十六年かかりました。
アドルフォ・ビオイ=カサーレス
「モレルの発明」水声社
■ こんな感じで暮らしています。
■ 巨匠とマルガリータがなかなか出て来ない衝撃。
■ どうやって書いたのか多分本人にもわかっていない。
アリ・スミス
「変愛小説集」講談社
■ 別に変じゃないよなと思える人は変です。
リチャード・パワーズ
「われらが歌う時」(上)(下)新潮社
「囚人のジレンマ」みすず書房
「ガラテイア2.2」みすず書房
「舞踏会へ向かう三人の農夫」みすず書房
■ パワーズは、もう、すごいんですよ。
■ 傑作しか書けないのが弱点のテッド・チャン。
グレッグ・イーガン
「順列都市」(上)(下)ハヤカワ文庫SF
■ 塵理論は誰も超えられません。
チャールズ・ストロス
「アッチェレランド」早川書房
■ しつこさが売りのストロス。
■ 教科書が渡ります。意味がわからなくてもそうです。
ピアズ・アンソニイ
「カメレオンの呪文」ハヤカワ文庫FT
■ 無敵。
■ 第三部がついに出るとか。
眉村卓
「司政官 全短編」創元SF文庫
■ ドが好きです。
■ 美しさを読みたい人に。
伊藤計劃
「虐殺器官」ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション
「ハーモニー」ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション
■ 五年ごとくらいに読むと内容が違ったり。
■ 失楽とか供物とか。
■ 圧倒的すぎて言うことなく。
■ この世のものとは思われません。
■ ミステリだったりSFだったり文学だったり。
■ 肝心の子供はどこだ。
「岩波 数学入門辞典」岩波書店
■ 一家に一冊。
マーチン・ガードナー
「ルイス・キャロル 遊びの宇宙」白揚社
■ マーチン・ガードナーは全部揃えるべき。
T.W.ケルナー
「フーリエ解析大全」(上)(下)朝倉書店
■ たまにはのんびり。
■ ほとんど空前の決定版。
ジョン・ノイバウアー
「アルス・コンビナトリア―象徴主義と記号論理学」ありな書房
■ みんなロマン主義を甘く見ている。
フランセス・A・イエイツ
「記憶術」水声社
■ 記憶という街並み。
T.スクリーチ
「大江戸視覚革命」作品社
■ 視覚の生成。
■ 圧倒的非連作評伝小説。
ルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン
「反哲学的断章」青土社
■ その後のウィトゲンシュタイン。
エルンスト・カッシーラー
「デカルト、コルネーユ、スウェーデン女王クリスティナ」工作舎
■ クリスティナが面白すぎます。
ピエール・バイヤール
「読んでいない本について堂々と語る方法」筑摩書房
■ 読んでなくても大丈夫。
《福永信フェア》ゲスト選書
(その1)青木淳悟
(その2)ブルボン小林
(その3)円城塔
1.小説
2.詩
3.評論
4.美術論
5.作品集
6.マンガ
7.映画・演劇
8.絵本
9.雑誌
10.その他
11.福永信・単行本未収録作品